日本武道協議会少年少女武道優良団体賞の表彰を受けて


会長 嶺岸正樹

仲池合氣道同好会 
会長 嶺岸正樹

このたび、第44回全日本少年少女武道錬成大会に於いて、令和4年度日本武道協議会少年少女武道優良団体賞を表彰され光栄に思い大変ありがたく、心から御礼申し上げます。

これもひとえに、各関係の諸先生方・諸先輩方の力添えによるものと深く感謝致しております。 また、当道場の会員の皆さん、ご父兄の方々のご支援ご協力があったからこその表彰と考えております。

 仲池合気道同好会は、地域社会のみなさんに支えられて設立20周年を迎えております。この様な節目の年に武道優良団体賞の表彰を頂くことにも感慨深いものがあります。

稽古の指導方針は、怪我をしない、させない、基本を中心に、明るく、楽しく、元気よく、をモットーに稽古しています。

少年部クラスは、『礼に始まり・礼に終わる』という礼儀の大切さを教えつつ、誰とでも挨拶の出来る子に、基本技を中心に楽しく稽古しています。

大人クラスは、ただ稽古をするのではなく、相手との関わり、気づき、感謝とお互い尊敬し合いながらも、厳しく、楽しく稽古しています。

 毎年の全日本少年少女合気道錬成大会・全日本合気道演武大会・東京都合気道連盟演武大会・大田区合気道連盟演武大会・には毎年参加させて頂いております。

コロナ禍の中で、益々、人と人がお互い尊重しあい、感謝し、優しさをもって生きる社会にしたいと願い稽古したいと思います。

今回の表彰を励みとし、会員一同、力を合わせて稽古し、合気道普及の一層の精進と努力をしていきたいと思います。



合気道新川塾 
代表 田端泰

この度は令和4年度「日本武道協議会少年少女武道優良団体」に表彰頂きましたこと、誠に光栄に思います。

 合気道新川塾は、合気道を通じて地域における青少年の健全育成に貢献したい、と45年間活動をしてきた春清寺合気道場の住職兼道場長の石坂重剛師範の遺志を継ぎ、2011年3月より新設した道場です。多くの方のご協力を頂いて自前道場を設けることができ、コロナ禍にあっても、子どもたちの健全育成の場を維持すべく、地域の小中学校に合わせて対策工夫を凝らし、新しい稽古様式にて稽古を継続することができています。

 昨年、合気道本部道場の金沢師範をお招きしての10周年記念行事を開催することができました。また本年度からは、地域に根差した合気道場の活動の要である、市内の小学校への出張合気道体験教室(放課後児童健全育成事業)や、市民対象の親子合気道講習会も再開しました。そのかいあってか、ここ半年で会員数が増えて、現在は4歳から70代までの160余名が日々の稽古に励んでおります。さらに来年度からは、再び「日本の伝統・文化理解教育」のための学校教育の場において、子どもたちに合気道の素晴らしさを伝えられることを楽しみにしております。

 こうした地域に根差した活動を通じて、合気道の普及に努めつつ、若手指導員の育成を支えていくことにより、さらに実り多い合気道を歩みたいと思う次第です。

 最近、かつて子どもであった会員が、社会人となり稽古に戻ってきて、子どもクラスや地域の合気道体験会の指導・サポートをしています。また先日開催した三鷹市合気道連盟の演武会にて、若手指導員が子どもたちを指導している姿を見て、着実に想いをつないでいくことが出来ていると感じ、嬉しく思いました。

 今後も、たゆまぬ努力と和合の心を大事に稽古を積み重ね、より多くの人に合気道の素晴らしさをつないでいけるよう精進してまいりますので、今後とも宜しくお願い致します。