第58回全日本合気道演武大会


 昨年5月15日、第58回全日本合気道演武大会が高崎市高崎アリーナで開催された。今回は新型コロナ感染拡大防止の観点から演武は個人演武のみを行う事となり、会場には演武参加者及び大会関係者のみが参集、規模を縮小しての開催となった。最大限の感染予防の措置が執られ、広いアリーナに僅か200人足らずの演武者であった。私、藤城も大会参与として二階観覧席から大会を拝見した。


 正午より国歌斉唱の後、可児晋(公財)合気会理事の開会の辞が述べられた。


 続いて大会会長の植芝守央合気道道主が主催者挨拶をされた。ご来賓として参議院議員・元国務大臣・(公財)日本武道館常任理事・山谷えり子(公財)合気会理事、富岡賢治高崎市長とご挨拶が続いた。

 大会は二部に分かれ第一部で本部道場指導部師範・指導員演武、指導者演武、師範演武。一部の最後に植芝充央道場長の演武が披露された。10分間の休憩後第二部が開始。委託指導者、指導者演武が披露され、この二部に於いて東京都合気道連盟推薦の合気道吾勝会 吉塚聡五段が出場し立派に東京都合気道連盟代表としての重責を担って戴いた。感謝申し上げます。二部では師範演武、高段者の自由演武と続き、大会の締め括りとして合気道植芝守央道主が総合演武をご披露された。

 最後に林典夫(公財)合気会常務理事より閉会の辞が述ベられ閉会となった。

(記・藤城)