加盟団体紹介


板橋区合気会 理事長 野瀬 輝男                 

板橋区合気会は、昭和45年10月、板橋区立小豆沢体育館に武道場が造られるのと同時に、初代理事長・原修太郎師範により設立され、昭和50年に板橋区体育協会に加盟致しました。

現在は板橋区から一般公開指導を委託され、小豆沢体育館、上板橋体育館、加賀スポーツセンター(旧東板橋体育館)の3カ所の区立体育館において、会員はもとより、会員外の一般区民の方々と一緒に楽しく、元気に、時には厳しい稽古をしています。 

その他、曜日毎に高島第二中学校、志村第三中学校、赤塚第一中学校の各武道場でも稽古をしており、日曜日から土曜日まで1週間休むことなく、毎日何処かの道場で稽古に励めることが板橋区合気会の大きな特徴です。

また、例年、夏から秋口にかけて自主講習会を実施しており、平成28年9月には本部道場から横田愛明師範、令和元年9月には大澤勇人師範をお招きし、ご指導いただきました。

令和2年10月に節目となる創立50周年を迎えるにあたり、植芝守央道主をお招きしての記念式典を企画しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、残念ながら見送ることと致しました。

現在の会員数は大人80人、子供は50人を超え、原達昭師範をはじめ経験豊富な指導員達が日々、各道場で熱心に個性豊かな指導を行っています、お近くにお越しの節はお気軽にお立ち寄りください、一緒に爽やかな汗を流しましょう。


文京区合気会 代表 内山 清

昭和47(1972)年7月に設立し、合気道本部道場より増田誠寿郎師範のご指導を賜り、東京・本郷の文京総合体育館を中心に文京江戸川橋体育館、文京区立第一中学校などで、世代を超えた合気道友が爽やかな汗を流していますのが、私たち文京区合気会です。

ここ数年の生活の変化や武道への憧れからか、合気道を志す方が増えてきました。

初心者から有級者が多く集まる月曜稽古、並びに水曜稽古(文京区が当会に委託)、有段者やベテランが多く集まる木曜稽古・土曜稽古、そのすべてが同じ技に取り組んで磨き合う日曜稽古と、会員やビジターの方が参加できる週に5回の稽古を設けて、それぞれの技量に合わせた指導を行なっています。

特に日曜日の子供クラスでは、合気道の技はもちろんのこと、発育途上の身体に無理なく体力がつくよう、また礼儀や集中力がつくように指導を心がけています。

東京都合気道連盟の皆様とは、例年6月の「東京都合気道錬成大会」11月の「東京都合気道演武大会」で友好を深めてまいりました。そして2020年12月に行われた「東京都合気道リモート演武大会」では、360度カメラによる動画公開に700回を超える再生数を賜り、有級者の方の発案が大きく身を結んだことに、会員一同いたく感謝いたしました。ご尽力頂いた東京都連事務局様、ご視聴いただいた皆様、あらためて有難うございました。

さて私たちは今、多難な時代を迎えておりますが、合気道を通して自己を確立し、開祖が大切とされた「万有愛護」の精神を持って、今年満50周年を迎えた当会も(記念行事は状況から差し控えました)努めてまいります。今後ともよろしくお願い致します。


千代田区合気会 会長 山嶋 武

千代田区合気会は、今年10月をもって設立50周年の節目の年を迎えることとなり会員及びOBの皆様と共に継続できた喜びをかみしめているところです。

当会の稽古場所は文字通り千代田区にあり、もよりの神田駅から西はオフィス街、東は日本橋地区の商店街のはざまにあり地の利がよい場所でもある。勤務帰りに学生時代に体験した合気道を追求すべく入会する方々も多い。

(指導者歴)

昭和47年10月、早乙女貢師範のご指導で千代田区立スポーツセンターに設立。

昭和50年早乙女貢師範渡米により、山口清吾師範に師事、

平成8年山口清吾師範死去により、平成10年増田誠寿郎師範に師事、現在に至る。

当会の足跡は会員の年齢と共に、また指導された先生方の影響で、稽古風景も様変わりしました。荒々しい稽古から柔らかな稽古、つまり足の運び・腰の動きを使い全身に連動すべき稽古に変わったことでした。会員も開設当初は十名前後でしたが、直近では50名をこえる大所帯となっています。

当会に限らずどこの道場でも実感しているのではと察しますが、合気道全体の平均年齢が高く(当会では、平均年齢55歳)近い将来、会の存続や技の継承を心配しているところです。

そうした中で一つは、直近、貴紙第35号で掲載された「合気道なごみ会」とタイアップして「千代田区合気道連盟」を設立したところです。千代田区はオフィス街でもあり特質かもしれませんが、若年居住者が少ない。それではと、「千代田区合気道連盟」の活動から区報を通じて、老若男女誰でも稽古できることのPRを計画しているところです。

二つめは、当会の理念を引き継ぐ若手指導者層の育成と技の継承をおこなっています。まずは少グループでの研究会から他の会員への拡散を狙い、会全体をレベルアップしていきたい。

三つめは、フランス、オランダ、ドイツ、ベトナム、韓国など海外の仲間と通常稽古や合宿などで交流を図っており今後とも更に国際化を進め、相互理解を図っていきたい。

合気道は相手と一体にならないと技に繋がらない。日常の中でも、満たされた生活を送っていけるのは合気道の稽古のおかげと思っています。これからも開祖が創設した合気道の基本理念を追い続けて会員と共に歩んでいきたい。

最後に、東京都合気道連盟の会員として、今後とも合気道の普及・発展に尽くしていきたいと考えています。