東京都合気道連盟
理事長 藤城 清次郎
梅雨も明け、厳しい暑さが続く毎日ですが、皆様には、お元気で稽古にお励みのことと、ご拝察申し上げます。
日頃、加盟団体の皆様には東京都合気道連盟の様々な活動にご理解、ご協力を戴き厚く御礼申し上げます。
さて、去る4月20日(土)には東京都合気道連盟第四十回評議員会が開催され東京都合気道連盟(以下都連)の新年度がスタート致しました。
昨年度の4年ぶりに開催された演武大会は、ほぼコロナ禍前の規模で開催することが出来ました。改めて加盟団体の皆様に感謝申し上げる次第です。
来年度は、再々申し上げておりますが都連創立40周年を迎えます。これからと言う時、長く都連の理事をお務め戴いた渡邉隆志氏(渋谷区合氣道同好会代表)が3月3日に、同じく長く理事をお務めいただいた石原忠男参与(調布合気道会長)が4月28日に相次いでご逝去なされました。長きに亘るご貢献に、心よりの感謝と衷心よりのご冥福をお祈り申し上げます。
さて、創立40周年事業は来年に向け、準備委員会が組織され会議を重ね、来年の本番に備えております。
都連は、連盟発足時道場長であられた植芝守央現道主が初代理事長として昭和59年(1984年)に結成なされ都連の礎を確りと築いて戴きました。翌昭和60年、初代会長に田辺哲夫氏が就任され、 平成6年(1994年)には、連盟結成10周年記念祝賀会が、植芝吉祥丸二代道主をお迎えし開催されました。平成十6年(2004年)には与謝野馨会長、小山謙二理事長の下、連盟創立20周年記念演武大会が開催され、平成27年(2015年)には、私藤城が理事長として植芝守央道主をお招きし創立30周年記念演武大会を開催。植芝守央道主には特別演武をご披露戴きました。
この歴史ある、(公財)合気会のお膝元にある全日本合気道連盟最大の加盟団体である都連には合気道を正しく大きく広める重い責務があります。
この長い歴史の中で、植芝守央道主はじめ多くの関係者の皆様にお寄せ戴いたご厚情に感謝し、更に皆様に信頼され頼りにされる組織を目指し、役員一同力を合わせ行きたいと思います。
文末にあたり皆様のご健勝をお祈りするとともに、都連へのご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。