全日本合気道演武大会に参加して


江東区合気会  荒川洋平
 五月二十八日(土)正午より日本武道館に於いて第五十四回全日本合気道演武大会が開催され、演武者約八千人の参加がありました。 
 東京都合気道連盟より江東区合気会の小林会長を通じて今回指導者演武の東京代表として推薦を頂きました。思っても見ないことに驚きましたが、今後この様な機会は無いかもしれないと思い、お受けさせて頂きました。
 お話を頂いてすぐの頃は、演武に臨むにあたりどうしようかといろいろ考えましたが、普段の稽古でも心掛けているひとつひとつの技を丁寧にやるしか無いということに気づきました。
 演武大会当日、あまり緊張していないつもりでしたが、時間が経つのが早く感じました。自分の番になり適度な緊張感の中で、受けを取ってくれた小澤、鎌刈両氏のお陰もあり、良くも悪くも自分なりの演武は出来たのではないかと思いました。
 私は、大学生の時に合気道を始め、卒業と同時に江東区合気会に入会しました。始めた頃は、自分が全日本合気道演武大会で演武することになるとは夢にも思いませんでした。この経験を指導の時でなく、自分自身の稽古にも生かしていきたいと考えています。また、このような機会に恵まれたのもご指導頂いている遠藤征四郎師範を始め、江東区合気会の諸先生方、稽古してくださった会員の皆様や多くの道友のお陰だと感謝しております。
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