令和7年9月11日(木) 午後6時30分より8時00分まで東京武道館第一武道場にて令和7年度第3回合気道広域合同稽古が行われました。
講師は 小山雄二 本部道場指導部師範。
定刻に井阪 有一理事長が開会を告げ、講師の小山師範をご紹介のち合同稽古が開始されました。

参加人数は39名、都連役員3名(井阪有一理事長、中島敬二理事、安威恒太郎理事) が参加しました。
稽古内容は、片手取り体位の転換から始まり、片手取り呼吸投げ、他へと推移。片手取り四方投げでは小山師範から「相手の掴み方によって対応を変える必要がある」とのご指導。相手がしっかりと掴んでくれている場合はカットする、相手が手を離すのであれば、接点2点でのロックをしないように。また相手が途中で掴むのをやめて離れてしまう場合は、それに合わせて技を調整する、との旨説明がありました。
小山師範より、片手取り回転投げからの一教固めは「肘を押さえる動きを体現する技」、「体のずらしと力の使い方について、体をずらした状態から戻そうとする力を利用して技を行う」とのご指導。力を出す方法として、単純に引っ張るのではなく、体をずらし、そのずらしたものを元に戻そうとする力を利用する、とのご説明。また「ずらさないで動く力」も存在し、これらにはそれぞれ一長一短があり、状況に応じて使い分けられる。ずらさない方が良いとされることもあるが、実際にはどちらも有効な使い方である、との補足説明がありました。
この日の稽古では、特に体をずらした状態から、(受けの) 肩を流すのと同じタイミングで入り、力を出していく使い方を練習するよう指導がありました。
その他、片手取り回転投げ、交差取り三教固め、肩取り呼吸投げ、両手取り呼吸投げ、天地投げの動きを、参加者は皆時間がたつのも忘れて稽古に励みました。今年度第3回目の広域合同稽古は無事閉会となりました。
次回の広域合同稽古は 令和7年12月4日(木) 18:30~20:30
講師:佐々木 貞樹 本部道場指導部師範
スマイルスポーツ URL:https://smilesports.jp/event/tb/post_32.html
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