令和2年1月以前の記事



 平成27年3月18日第152回理事会において追加された当連盟規約に関す る細則第2条に基づき加盟団体行事の後援についてのお知らせをいたします。 行事の後援を希望の団体は下記の細則に従い、申請・報告を行って下さい。 また、後援行事に対しては連盟HPで加盟団体へ案内、行事報告を行います。 こちらも併せてご検討いただけるようお願い致します。 東京都合気道連盟規約に関する細則より   第2条 (加盟団体の後援) 1.加盟団体より後援の依頼があったときには正副理事長会で承認し理事会 に報告する。 2.前項の依頼があったときには実施日の一ヶ月前までに申請書(計画書)、    また実施後には報告書の提出を求める。 3.申請書には事業名、開催日時、場所、主催者、主管者、後援者、講師、   参加予定人数等の記載を求める。 4.報告書には参加者人数等の記載とプログラムの添付を求める。 5.加盟団体以外より後援・協力等の依頼があったときには正副理事長会で   その都度検討し決定する。  規約、細則、後援依頼書、後援報告書は下記でダウンロードできます。 http://tokyoaikido.blog.fc2.com/blog-category-7.html    詳しくは下記まで問い合わせ下さるようお願いいたします。 東京都合気道連盟事務局 担当 森・桂田 TEL番号 03-6457-3315 FAX番号 03-6457-3317 E-mail アドレス tokyo-aikido@mbn.nifty.com



 5月23日正午より日本武道館に於いて第53回全日本合気道演武大会が開催され
た。演武者約7800名、観客は1万人を超えた。
 東京都合気道連盟に加盟する各団体も各々出場し、日頃の鍛錬の成果を披露し
た。また、今大会の指導者演武では土井道場の宮尾聡一氏(四段・49歳)が東京都
合気道連盟の推薦を受けて演武をした。米重貴明氏(弐段)と宮尾祥平氏(初段)が
受けを取り、熱気ある演武が披露された。
 演武に先立ち宮尾氏は「このような伝統ある大会、しかも日本武道館で演武させて
いただけますこと身に余る光栄です。ご推薦いただき誠にありがとうございます。精一
杯演武させていただきます」と緊張した面持ちで語っていた。
さらに演武後に「昨年の東京都合気道連盟演武大会に続き、このような伝統ある大会
で演武させていただきましたこと誠にありがとうございます。十数年前の初出場の道場
演武の際は、日本武道館で迷子になり危うく遅参寸前という失態をしでかした私がこ
のような大役が務まるのか迷いはありましたが、入門時にお世話になった故土井輝
充先生なら「頑張りなさい」と言ってくださると思いお受けした次第です。演武にあたり
本部道場 鈴木俊雄先生、土井道場 漆原保先生にご指導いただきながら稽古に励み
ました。当日の日本武道館の熱気と緊張感は今思い出しただけでも高揚します。自分
の未熟さと平常心を保つ難しさを痛感いたしました。今日までご高名な先生方や素晴
らしい先輩方との出会いがありました。また、たくさんの稽古仲間や時には後輩から
も良い刺激を受け、修練し合える仲間に恵まれました。今後も今まで以上に稽古に
励みたいと思う所存です。 最後になりましたが、このような機会を与えてくださいま
した東京都合気道連盟の皆様、土井道場の道友達に感謝申し上げます。ありがとう
ございました。」
連盟推薦演武者
左脇 受け 米重貴明 中央 演武者 宮尾聡一 右脇 受け 宮尾 祥平



 平成27年6月18日(木)18時半より第2回合気道広域合同稽古が39名の参加者が集い行われた。
 藤城都連理事長より開会の辞と今回の講師である佐々木貞樹本部道場指導部師範の紹介が行われた後に、佐々木師範による準備体操が行われた。各動き一つ一つの説明は、普段は何となく行ってきた準備体操の大切さを感じさせた。
 稽古は佐々木師範の「基本から入りましょう」との声かけから転換により基本の確認を行った後、基本の確認をする意味をもって両手取呼吸法を行った。この後に「技に入って参りましょう」の一言により、相手に合わせての両手取呼吸投げ、両手首取小手返しを行った。技については、「ぎゅうぎゅう押さえつけるのではなく行う」という注意が入った。
 両手取第一教については、
「押さえる時に小手先を使う」
「親指を抑える事も大切」
「両手を持たせて、しっかり持ってもらう」
「持たせることで技が掛かる」
「崩すときも崩す方向に気を付ける」
「相手の腕を刀だと思って技を掛ける」
「理にかなった動きをすれば、技は自然と掛かっていく」
「一教で表に入るとき、ぐいぐい押さない、押せば相手は反発してしまうものである」

といった説明がなされた。
 両手取天地投げでは、
「相手の動きに合わせる」
「相手の様子を見ながら行うのも技術である」
「受身側が慌てて持ちに行くと技を速く掛けなければとなり息が上がってしまう故、ゆっくり行うのも技である」

と指導を受けた。
 両手取四方投げについては、
「相手が崩れていないのに無理に行わない」
「分からなくなったら下の手がメインで上の手は捨てて下さい」
「下の手がしっかりしていれば上の手も同じ動きがついていく」
「相手の両手を伸ばして万歳状態へと導く」
「相手の手が交差してしまうと片方の手だけが伸びてしまい四方投げにならない」
「力ずくで技を掛けない」
「残身の意味を込めて投げ終わっても相手がまた向って来るので、気持ちを切らない様に持続させていくようにする」
「残身は格好が良いから行うのではなく次の技、相手の攻撃に備える意味もある」

と説明を加えた。
 肩取二教呼吸投げは、
「相手に当身を入れて相手を崩す」
「気持ちが切れてしまわないように相手を視野に入れて大きく楽な姿勢で行う」
「相手の人差し指の付け根を攻めることで握りの手が緩む短刀取と同じ要領である」

と説明を続けた。
 横面打ち呼吸投げにつては、
「八相の構えからしっかり横面で相手に打っていく」
「しっかり打っていくことで技が掛かる条件が付き、あらゆる条件が整ったところで技が掛かっていく」
「投げ終わったときに前に出るか後ろに下がるか、その場の状態によって変わってくる」
「自由に行ってみよう、ぶつからないように場所を方向を変えていくことも技術である」
「相手がどう動くかを見極めることも大事である」
「剣の動きが大切、剣が途中で曲がることはない」
「本日は打ち込みをしなかったがしっかり打っていく相手に対して真剣に打ち込むこと」

と今後の稽古についての言葉を述べた。
 最後に座技呼吸法では、
「お互い粘ることで鍛錬となる」
「相手の手刀の内側に自分の手刀が入る」
「正座で後ろの方は浮かせてよいが膝は浮かせないようにし相手を浮かせて入ること」

と説明を受けた後にお互いに背中に乗せあって背伸運動を行い稽古終了となった。
 藤城都連理事長から佐々木師範への感謝の言葉の後に、「今後も4回広域合同稽古が続きますので各人都合をつけて是非参加していただきたい」と挨拶をもって終了となった。
写真はこちら



江戸川環七合気道クラブ代表 木下悦子
去る5月10日東京都合気道連盟のご推薦にて、公益財団法人東京都体育協会より
生涯スポーツ功労者の表彰をいただきました。光栄きわまりないこの表彰をいただき、
身の引き締まる思いをしております。
私の合気道は北マリアナ連邦のサイパン島で峰岸睦子先生との出会いから始まり
ました。自宅から職場、職場から道場、道場から自宅がそれぞれ車で5分という環境
であった為、一年350日の稽古に明け暮れました。道友にも恵まれ、また、日本から
近いこともあり、たくさんの方が日本から稽古に来島してくださいました。すでに故人
となられましたが、大谷一枝先生、市塚勇先生も稽古に来てくださいました。
日本には1999年に帰国しましたが、浦島太郎の私に大谷先生、市塚先生からはい
ろいろお声掛けをいただき、合気道を続けるきっかけとなりました。また、本部道場合
気道学校に入学し、植芝守央道主先生、関昭二先生、大澤勇人先生、小林幸光先生
にご指導いただき、現在にいたっております。
江戸川環七合気道クラブはサイパン時代の峰岸先生の熱ある指導に影響を受け、
指導を始めました。また木下道場は江戸川環七合気道クラブで育った高校生が部活
で稽古時間が合わない等の諸事情を解決する為に、自宅1階を道場に改装し設立し
ました。会員そしてご父兄の多大なご協力をいただき、小さいながら充実した稽古を続
けております。
このスポーツ功労者の表彰をいただきましたのは、ひとえに、今日までご指導いただ
きました、植芝守央道主先生、本部道場の諸先生方、尾﨑晌先生、峰岸睦子先生、東
京都合気道連盟の役員の皆様、江戸川環七合気道クラブそして木下道場の皆様、今
日まで一緒に稽古をしてくださったすべての道友の支えによるものと心より感謝し、御
礼を申し上げます。と同時に、皆様からご教示頂きました数々のことを糧として日々精
進していく覚悟でございます。本当にありがとうございました。
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 平成27年4月16日(木)18時半より今年度最初の広域合同稽古が29名の参加者が集い、東京武道館で行われた。
 藤城都連理事長より開会の辞と今回の講師である森智洋本部道場指導部師範の紹介が行あり、同師範による準備体操が行われた。
 転換の基本から入り、相手に対して、上半身が真直ぐに左右どちらにも傾かない、相手に持たした手を中心に相手の腹も自分の腹も中心を定めること、腹の中心に意識を持つとの説明を交えて稽古が開始された。
 続いて片手取呼吸法については、固まらないで体全体を使って投げるというポイント数点示された。
・一直線上で前後に動く中でも一本足になる瞬間がある。それでもバランスをとりながら柔らかく動く。
・前後のラインを意識しながら体をバラバラに柔らかく動かし一直線上で腰回りを使って動く。
・足首膝を柔らかく使いながら、動き、その自分の動線も分かるようにする。
・手だけで相手を上げようとせずバラバラの状態を使って大きく投げに入る。
・手首を柔らかく肩も大きく回す。
など細かい注意が与えられた。
シンプルに身体を繋げていき、その中心の繋がりを感じながら技に入ることも教えられた。
加えて一人稽古で中心軸を作った。
両足の踵をつけて足先を90度に開き、そのまま蹲踞になり反動をつけずに、すっと立ち、すっと蹲踞に入る。
このワークでは、膝・つま先、夫々動く方向はバラバラであるが中心をとって真直ぐ立ち、真直ぐ座ることを意識して行う。
この状態から片足をずらすことで真正面を向いていた体が、斜になり、半身の形へと変化していく。
身体をバラバラにして中心軸を作っていくことがこのワークの目的である。
 その後、正面打第一教、正面打入身投げ、正面打第二教、正面打外回転投げと続き、最後に座技呼吸法で稽古終了となった。



 平成27年4月11日(土)15時より千代田区一ツ橋・日本教育会館に於いて東京都合
気道連盟第31回評議員会が開催された。
 157団体中49名の評議員(38名オブザーバー参加)、委任状92名の計141名の出席
をもって行われた。まず司会者である大田副理事長の開会の辞により開始となり、続
いて藤城理事長より「現在、加盟団体は157団体と増え、今年は都連設立30年の記
念の年となります。本年度の記念事業といたしまして6月の練成大会、10月の演武大
会があり両日とも都連初代理事長でもある現道主が出席されます。是非、今からご
予定に入れていただきますようお願い申し上げます。また、年二回発行されておりま
す広報を近い将来ホームぺージ上での公開に切り替えていきたいと思います。」
と挨拶をした。
議題は
(1)平成26年度事業報告…小林副理事長
(2)平成26年度収支決算…菅原副理事長
(3)監査報告…福島監事・堀越監事
(4)平成27年度事業計画…小林副理事長
(5)平成27年度収支予算…菅原副理事長
(6)その他…大田副理事長
   ・「東京都合気道連盟規約(細則含)」変更・改正について
   ・相談役の発表
       進藤芳子氏(合気道進藤道場長)
       酒井光雄氏(荒川合気会会長)
       中村文子氏(祖師谷合気会会長)
       中山茂氏(板橋区合気道連盟会長)
   ・参与の発表
       石原忠男氏(調布合気道会会長)
       糸田寛人氏(中央区合気会会長)

 続いて16時半より評議員会会場に隣接する光琳の間に於いて、情報交換会が行わ
れた。小林副理事長から開会の辞が述べられた後、開会の挨拶を藤城理事長が行
い、続いて尾崎顧問より「今年度は本部において人事異動が発表され、道場長代行
が道場長となり…」と挨拶を頂戴し乾杯へとつなげた。
 その後、今回新しく、相談役となられた酒井光雄氏と参与の糸田寛人氏からの挨
拶を挟んで懇親が深められる時となった。
 開始から2時間をもって締めの挨拶を頂戴して、参加者はお互いに得た新しい情報を
胸に散開となった。
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平成27年3月19日(木)18時半より今年度最終回となる広域合同稽古が行われた。
参加者は33名。
 藤城清次郎都連理事長より開会の辞と今回の講師である藤巻宏本部道場指導部
師範と小山雄二・内田直人両指導員の紹介が行われた。
 まず藤巻師範による準備体操があり、ゆったりとした雰囲気の中で稽古開始となっ
た。
 転換の基本で体を慣らしたところで、座技肩取第一教を自分が崩れないように相手
を崩す点を注意するよう表技を例に指導した。続いての片手取第一教・諸手取入り身
投げでは受身の初歩的な注意があって分かりやすかった。
 片手取呼吸投では入り身転換で脇を締めて行う説明が入り、諸手取四教についても
脇が空かないよう注意する指導があった。特に力の無い女性の場合、本来の第四教
を効かせることよりも力を出し切る感じでもっていくようにという一言が入った。普段の
稽古でも出し切る技をしているかとの藤巻師範からの問い掛けがあり、出し切る事の
難しさを実感させられた。
 横面打四方投げでは、打つ側は正中線から切り落とすようにし、取り側は相手を痛
めつける様な投げ方をする人がいるが、それは止め、自分の脇を締めて相手の脇を
空けるようにするようにとの説明があった。
 後ろ両手取十字投げは相手の顔を見てしまうと技が掛からないため、見ないように
注意するという指示が与えられた。
 後両手取小手返しを三人一組で稽古を行った。取は一人を投げつつ、もう一人を見
ている状態をつくり続ける。落ち着けば相手が見えてくる。ゆっくりでも構わないので
偶然ではなく次の相手が見える状態をつくりだすようにと指導した。
 最後に座技呼吸法が行われ、呼吸を整えて終了となった。
 閉会の挨拶として藤城都連理事長が「本日は年度最後の広域合同稽古であったが
来年度も年間六回の稽古を予定にしておりますので是非、次回も予定を入れてご参
加をお願い申し上げます」と述べ、締めくくられた。
 今回は藤巻師範・小山指導員・内田指導員が参加者全員と出来るだけ組むように動
いてご指導戴き、殆どの方々がお相手をさせていただくという贅沢な稽古となった。本
当に感謝感謝の年度最後の記念すべき稽古となりました。



東京都合気道連盟規約(平成31年4月改正)

加盟申請書
連盟加盟を希望される方は加盟申請書にご記入の上、下記までご送付ください。
tokyo-aikidoアットマークmbn.nifty.com
(アットマークは@に変換してください。)
連盟理事会にて加盟が承認されましたら再度連絡いたします。
連盟加盟決定後の登録用紙です。
加盟団体登録用紙1
加盟団体登録用紙2
加盟団体登録用紙3
大会の後援申請をご希望の団体は当連盟に連絡の上、
実施日の一ヶ月前までに下記の後援申請書をお送り下さい。
また大会終了後、後援報告書と大会プログラムをご提出下さい。
後援申請書
後援報告書
後援制度の詳細はこちら
連盟を脱退される団体は脱退届けにご記入の上、下記までご送付ください。
tokyo-aikidoアットマークmbn.nifty.com
(アットマークは@に変換してください。)



 平成27年1月31日(土)・2月1日(日)、東京武道館・第一武道場に於いて二日間
の研修が行われた。参加者数は1日目参加者数173名、2日目参加者数159名で
あり2日間参加者数は148名であった。
 午前10時より開会式開始。主催者挨拶として島村宣伸日本武道館常任理事・長達
矢東京武道館館長より、それぞれ開催に先立ち挨拶、続いて藤城清次郎東京都合
気道連盟理事長より怪我の無いようとの注意喚起を交えての言葉があり、今回担当
される菅原繁師範・難波弘之師範・里舘潤指導員の先生方の紹介が行われた。開会
式が終了した後、参加者全員での写真撮影が行われた。
 午前10時15分より11時45分まで適時各自水分補給をしながら難波師範による
実技「基本の動き①」と題して講習開始。片手取で入身転換・呼吸法・入身投げ・呼吸
投げに入り、ここで場所の広さと人数から半分に分けての実技となった。続いて第一
教・呼吸投げ・四方投げと数々の片手取による基本の動きの夫々のポイントの説明を
交えながら解説。細かい指摘も交えながらの指導があった後、自由技となった。難波
師範は「自分が自由なのではなく、相手の気を手に感じて自由に行う、上からくる気も
あり、下からくる気もある」との説明も加えられた。
 1時間ほどの休憩後に地元講師として藤城都連理事長・大田都連副理事長から「第
2回全国指導者研修会の報告と東京都合気道連盟の現状と展望」の講義が1時間強
を要して行われた。
 午後の実技が始まる前に美濃部都連理事より道場にての講習中の注意があり、各
自普段から忘れがちなことを思い出して後半の講習へと臨んだ。
 午後2時半から4時まで菅原師範により「稽古法について①」と題して講習が始まっ
た。片手取呼吸法・四方投と続いた後、菅原師範は「ここで作りたいのは残身・間合い
であり、そのための稽古法である」と説明された。菅原師範は「独自の受身の稽古法を
指導され、「受身を上手くとって貰いたい。道場のレベルを上げるには受身のレベルを
上げないと、その道場のレベルは上がらない」と話された。初心に帰っての受身稽古
は苦戦者が続出していた。各技を通して相手の間合いを見ながら受身をとる等、多く
の稽古法を話され、最後に座技呼吸法にて一日目の講習を終了した。
 2日目は午前10時から難波師範の実技「基本の動き②」を2時間に渡り行われた。
片手取入身転換を自分自身の縦軸中心を大切にと指導をしながら技が進められた。
 1時間の休憩後に午後1時半から3時45分まで菅原師範の実技「稽古法について
②」が行われた。
 片手取の技の後に菅原師範が前日の受身の続きとしてU字の曲線を描いての受身
を披露。この稽古はヨーロッパでよく行われると説明した。
 素振りが基本となって技が出来ていると説明を受けながら多くの基本技に入ると同
時に受けを取る側の動きも合わせて説明指導を受けることが出来た。
 閉会式では長東京武道館館長が参加者代表に修了証を授与した。その後に講師講
評として夫々の先生方が感想と感謝の言葉を述べた。
 2日間の中で講習で多くの事を新たに学ばされたと同時に合気道を稽古する者とし
ての礼節も再認識させられ充実した講習となった。参加者は皆、各道場に戻られてか
ら技だけでなく、至誠の人をつくる精神をもって稽古に指導にと精進されることだろう。
写真はこちらです。



 東京武道館杯武道発表会(東京武道館主催)が平成27年2月11日(水・建国記念
日)に東京武道館において開催されました。
 この大会は、日本武道協議会加盟10団体が演武大会と競技大会に分かれ、それ
ぞれの武道の特性を披露すると同時に競技大会については優良団体を表彰するも
のであります。
 当日は開会式につづき、大武道場、第2武道場及び近的射場において各武道が披
露されました。
 合気道は大武道場において、「中野区合気道会」が代表で演武をしました。
 演武は、座技、半身半立技、立技及び二人掛けと順をおって行いました。まず、塚本
隆一五段が小林邦夫二段を受けに、座技で第一教から第四教まで披露、続いて中島
敬二五段が濡髪喜雄四段を受けに半身半立技で投技五種を披露しました。最後に野
島正雄六段が木下千鶴三段、土屋雅章三段を受けに、立技自由技につづき二人掛け
で締め括りました。また、演武中、演武内容について合気道の特徴をとらえながら解説
を行いました。
 その他武道の演武種目では「銃剣道、杖道、少林寺拳法、相撲」が、協議種目では
「柔道、剣道、弓道、空手道、なぎなた」が披露された。最後に表彰式が行われました。
 合気道の演武大会は合気道各会、各道場が日頃の稽古の成果を互いに披露する
こと、合気道を広めることに主眼があります。今回は各武道関係者、少年少女の見守
る中の演武であったため、いつもと異なる雰囲気のなか、緊張感をもって演武が披露
できたことは良い経験になりました。                     (松本 肇記)
https://plus.google.com/photos/110013616444008505305/albums/6115148751166879425?banner=pwa